静岡市清水区淡島町にある淡島神社は、淡島大明神・虚空蔵菩薩が祀られています。
淡島神社は和歌山市加太の淡島神社総本社の分社で、徳川家康公は駿府城と清水湊を中心に警護する為、巴川河口に御船蔵水軍基地を設け、幕府の軍事基地を総括する御船手奉公が、軍船と民の安全を守る守護神を、国土守護神と海難・民の災難を守る神として祀ったことが始まりと云われています。累代奉公代官により受け継がれ、その後、船舶と漁民の守護神として、現在は地元町内の守護神氏神様として、淡島町・入江岡町・浜田の3つの自治会により守り継がれています。
淡島神社は「ちびまる子ちゃん」第5巻の表紙にも描かれ、御神木の大クスノキ(静岡市指定文化財天然記念物)は「こくぞうさんの木」として登場しています。
このことからも淡島神社が地元で長きに渡り親しまれてきたことが良く分かります。いつまでも受け継いでいきたい大切な神社です。
祭典日
元旦祭 1月1日
大 祭 9月末の土曜日(変更の場合あり)